街をぶらぶらできない
2005年 03月 31日
ふと思ったが、街をぶらぶらすることができない。目的もなく歩き回ることが。ただ純粋に街を歩けたら、もっと楽しいのにと、想像する。
小説家の保坂和志が、(正確には覚えていないが)こんなこと書いていた。「猫と半日遊んでいられるようになることは、成長したということだと思う」と。
成長したい、向上したいと思っていると、「目的」がないことを楽しめなくなるんじゃないか。知識を増やしたり、資格を取ったり、お金を稼いだり、ボランティアをしたり、そういうこととは関係ないことをしていると不安になる、楽しめなくなる。
街をぶらぶらなんとなく、いつまでも歩けることや、猫と半日遊んでいられることは、それはただそうしていることだ。ただそうしていること。何も不安に思ったりもしない。そういう一見ムダと思われることも、自分にとって大切な何かが潜んでいるんだよ、と言いたくなるこの心は、相変わらず何かに不安で、何かを必死に求めているのだろう。
付け足しに、日常で見る猫たちの写真を何枚か。
小説家の保坂和志が、(正確には覚えていないが)こんなこと書いていた。「猫と半日遊んでいられるようになることは、成長したということだと思う」と。
成長したい、向上したいと思っていると、「目的」がないことを楽しめなくなるんじゃないか。知識を増やしたり、資格を取ったり、お金を稼いだり、ボランティアをしたり、そういうこととは関係ないことをしていると不安になる、楽しめなくなる。
街をぶらぶらなんとなく、いつまでも歩けることや、猫と半日遊んでいられることは、それはただそうしていることだ。ただそうしていること。何も不安に思ったりもしない。そういう一見ムダと思われることも、自分にとって大切な何かが潜んでいるんだよ、と言いたくなるこの心は、相変わらず何かに不安で、何かを必死に求めているのだろう。
付け足しに、日常で見る猫たちの写真を何枚か。
by hayaton9 | 2005-03-31 21:36 | daily thinking